私が住むノサラは首都サンホセからバスで6時間近くかかる。
遠い上にノサラの日常が忙しすぎてコスタリカの他の地へ行く機会がなかなかなかったのですが、湯船に浸かりたい一心でサンホセにいる間にレンタカーを借りて行ってきました。
その名も今も活動しているアレナル火山の麓にあるタバコン温泉!
ただ、タバコン温泉はかなり高級で有名な温泉施設のようで入浴料が大人$70〜・子供$28〜との事。
と思っていたら、なんと無料で入る裏技があったのでサンフォセからタバコン温泉までの行き方含めてご紹介したいと思います。
この記事の目次
在住者が教える コスタリカ タバコン温泉への行き方と無料で入る裏技
タバコン温泉がある場所
タバコン温泉に一番近い大きな街は首都サンホセから車で3時間ほどの山の中にあるフォルトゥナです。
フォルトゥナへは公共のバスかシャトルバス、もしくはツアーで行くことができます。
サンホセ から フォルトゥナへの行き方 (公共バス)
サンホセ → フォルトゥナ
乗り場 :Terminal 7-10
時刻表 :6:15 / 8:40 / 11:30
フォルトゥナ → サンホセ
乗り場 : MegaSuper 前
時刻表 :9:10/12:45/15:45/16:10
そのフォルトゥナから更に20分ほど行ったところにあるのがタバコン温泉です。
フォルトゥナ から タバコン温泉への行き方(公共バス)
私はレンタカーだったので自力で行きましたが、他の行き方だとタクシーチャーター(往復20ドル〜要交渉)または本数は少ないけれどティララン行きの公共のバスでもいけます。
ヒッチハイクという方法もあり。
私はタバコン温泉からフォルトゥナへ帰る時にアメリカから来た女性2人を乗せました。強い。
フォルトゥナ → タバコン温泉
乗り場 :MegaSuper前
時刻表 : 8:00
タバコン温泉 → フォルトゥナ
乗り場 : タバコン温泉前
時刻表 : 17:00
タバコン温泉とは
活火山であるアレナル火山の恩恵を受けた周辺には色々な温泉施設がありますが、ここタバコン温泉は別格。というのも他の施設は加水加温しているそうですがタバコン温泉だけは源泉・無加水の100%天然のお湯なんだとか。
900エーカー(東京ドーム78個分)ある施設内には、103部屋を持つホテル、レストラン、世界的に有名なスパ施設、そして巨大なプールがあります。
高級リゾートスパ&ホテルとしてホテルズドットコムやトリップアドバイザーなどで数々のホテルやスパの賞を受賞しているのが特徴。
そしてこのタバコン温泉の巨大なプールは、宿泊していない人も利用できます。
がこれが私が今回フォルトゥナにやってきた目的です。
ちなみにホテルの値段を調べてみたら2019年12月15日大人2名で$360でした。
タバコン温泉のプール入場料
入場料はいくつかあり好きなものを選ぶことができますが、例えば
①1日(ランチ&ディナー付き)
10時〜22時 大人$105・子供$40
②半日(ランチorディナー付き)
大人$70・子供$28
(金額やタイプは変わるらしいので必ず電話して聞いたほうが良いです)
最低でも大人約8000円。
ただ大自然を意識した巨大なプールは相当良い上にビュッフェ式の食事が1食付いていると思うと悪くはない。
私がコスタリカに住んでいないなら利用しているかもしれないし、日本から家族や友人が来たら確実に利用していると思います。
パートナーと一緒なら絶対に行きます、いやむしろホテル泊する勢い。
でもコスタリカに住んでいるとなるとどうも手が出ない。
東京に住んでいるのに、いや、住んでいるからこそいつでもいけると思って今だにスカイツリーに行ってない感じ?
とにかく、久しぶりに温泉には入りたいがタバコン温泉自体は高くてちょっと厳しいなと思っていたら、同じ源泉を利用したある場所なら無料で入れるという情報を入手しました。
タバコン温泉と源泉が同じタバコン川は無料 入り口と持ち物
タバコン温泉の源泉はアレナル火山の恩恵を受けたタバコン川である。
そのタバコン川はタバコン温泉の施設の脇にも流れていて温かい。
そう、川の方であればタバコン温泉と同じ源泉に無料で入れるというわけ。
無料のタバコン川温泉 子づれが一番簡単にたどり着ける入り口
まずフォルトゥナからタバコン温泉を目指します。
この写真はタバコン温泉を背に左に歩き、振り返ったところを撮った図なのでタバコン温泉の入り口は写真の右側にありますが、実際はフォルトゥナからやってきたらタバコン温泉は左手となります。

グーグルマップを見ると「Free Natural Hot Springs River」というところが川への入り口です。タバコン川への入り口は2箇所あるのですが、このマップに載っている入り口が一番簡単に川にたどりつけるため、特に子連れの場合はこちらを選んでください。
タバコン温泉の前で降りたらタバコン温泉を左背にして、そ1分ほど歩道の左側を直進。

私が行った時は左手に「赤いテープ」が巻きつけてある柱があるのでそれを目指します。

その柱の横に小さな入り口があります。
この入り口を入り、少しだけ急な坂を降りて10秒ちょっとで目の前に川が見えてきます。
これがタバコン川です。

足を入れてみると確かに温かい!
周りを見渡すと、平日なので人は少ないものの欧米人と地元コスタリカ人が各々くつろいでいました。

入ってみた感想
意外に川の流れが早いので結構流されます。それが楽しかったりしますが。
あと温度が38度くらいとぬるいので、日本の温泉に慣れている日本人にとっては物足りなく感じますが、子供にとってはちょうど良いのと大人にとっても長湯ができるので、後半になるとこれはこれでありだな、と思いました。
1時間は普通に楽しめます。
日本の温泉だとこうはいかない事が多いですもんね。
あとぬるいとは言っても喉は渇くので、飲み物は持参した方が良いかと思います。
私が行った場所の深さは、大人の膝下〜腿までしかなく浅いので潜ったりはできませんが、その分小さなお子さんにも安心の深さです。
もっと遠くに行くと深いところもあるかもしれませんが。
持ち物リストと注意点
今回タバコン川に行って必要な持ち物リストと注意点はこちらの
持ち物リスト
●水着と着替え(水着は着ていき、着替えは女性ならワンピースが楽)
●飲み物
●水中サンダル(岩が多いので)
●虫除け(蚊がすごい)
●GoProなどの防水カメラ(あれば)
●ビニール袋か防水袋(雨が降ってくることがあるので荷物を入れておく)
注意点
●着替えるところはないのであらかじめ水着は着ていくと良い
●虫がいるので川から出たらすぐに立ち去るか虫除けを
●貴重品は常に見える場所に置いておく
●天然の川なので岩が多いため水中サンダルがあるとさらに楽しめる
●お金は最小限に
公共の道なのに駐車場代がかかる
この無料のタバコン川の天然温泉ですが駐車場はありません。
皆さん路上駐車をしているのですが、ここにもいます「ここに停めろ」と車の誘導をしている交通整理のおじさんが。
本来は公共の道路なので無料のはずですが、この誘導おじさんが車の誘導後にチップを要求してきます。
地元の人が支払っているのかどうかは不明ですが、あれこれ世話を焼いてくれるしレンタカーに何かあっても嫌なのでチップを支払いました。
相場を聞くと 3000〜5000コロネスかなとのことで私は3000コロネス(600円弱)を。
コスタリカの田舎の道路は基本的に片道1車線のことが多く、更に山の中だとくねくねと曲がっているため車をUターンするのが結構怖いのですが、誘導おじさんの的確な誘導のお陰で停める時も出る時もすんなり。
安心料と思ったら私はありかなと思います。
まとめ
全体的にはお湯はぬるいので日本人の感覚としての温泉とは程遠いですが、これはこれで面白い経験ができたので行ってよかったです。
むしろ浅いしぬるいので子づれに家族に特におすすめしたいスポットかもしれません。
また行きたいかといわれたら、行くけども次は本家のタバコン温泉のホテルに泊まってゆっくりしたいかな。
お役に立てたら嬉しいです。