コスタリカに移住して私にとって初めての観光地となったフォルトゥナ!
フォルトゥナの一番の目的は川で入れる温泉でしたが、他にも7歳息子も楽しめるアクティビティはないかな?と思いながらフォルトゥナの街を歩いていた時にたまたま目についたのが「チョコレートツアー」でした。

食べること、チョコレートが大好きな彼にいいかもしれないと旅行代理店を通して行ってきました!
今日はそのツアー内容を紹介したいと思います。
この記事の目次
子連れも楽しめる!フォルトゥナ(コスタリカ)のオーガニック農園チョコレートツアー
子づれ参加はあり?なし?
私が参加したのは Don Olivo Chocolate Tour
はじめに結論からお伝えします。
カカオ工程にたどり着くまで、オーガニックファーム内になっている果物や植物の説明が続くので、子供によっては飽きる可能性もなくはないですが、園内は安心して走り回ることができますしフルーツの試食が多いので小さな子供でも乗り切れるかなと思います。
うちの7歳息子は飽きることなく終始ご機嫌、一緒のツアーだった3歳の男の子もぐずる事はなく楽しんでいました。
チョコレートツアー予約場所・金額・所要時間・主な内容
予約できる場所と金額
私は偶然に通った旅行代理店にて、その場のノリで旅行代理店を通して予約しました。

✔︎1人$28(子供も同料金)
$28は代理店からの往復送迎付き
もし送迎なしで直接チョコレートファームに行くなら場所を教えるから$26になる
✔︎クレジットカード支払いの場合 手数料3%取られる
クレカ支払いが可能かはわかりませんが、直接ファームに予約したらもっと安いかもしれません。但し旅行代理店の手前なのか、ファームのHPに値段表記がないので事前に確認が必要です。
私が利用した旅行代理店
RedLavaTours(英語可能)
バス乗り場裏にあり、隣がペットショップになっています。
英語は完璧ですがいいか悪いかと言ったら、安いツアーにはそれなりの対応という海外あるある対応です(笑)
Don Olivaファームへ直接予約の場合はメールか電話で (英語可能)
Don Olivo Chocolate Tour
場所はここです↓
90年間続く歴史あるオーガニックファーム Don Oliovo
私が参加したのは90年も続く家族経営のオーガニックファームDon Olivoのチョコレートツアーでした。
息子さんがガイドをやっていますが、英語が堪能なので説明はすべて英語となります。
他の参加者はアメリカ、イギリス、ヨーロッパでその中で3歳の男の子も一人いました。

Don Olivaチョコレートツアーのスタート時間と所要時間
8時〜
10時〜
13時〜
15時〜
所要時間 1時間半〜2時間
チョコレートツアーの内容
✔︎カカオの歴史
✔︎チョコレートが出来るまでの説明
✔︎実際に100%カカオのチョコレートが出来るところの実演
✔︎チョコレートやチョコレートドリンク試食
✔︎オーガニックファーム内にある植物とフルーツの説明と試食
✔︎サトウキビ絞りと試飲
✔︎手作りラム酒の試飲

チョコレーツアーに必須の持ち物
✔︎虫がいるので可能なら長くつ、最低でも足を完全に覆うスニーカーなどのシューズを!うっかりサンダルで行くと蟻に噛まれます
✔︎虫除けスプレー
✔︎飲み物
✔︎サングラス
✔︎帽子
✔︎雨季の場合は雨具と長靴
フルーツと植物の説明
オーガニックと言う園内には、ツアー用に作られたのかそんなに広くない場所に様々なフルーツや植物が植えられています。
それを一つ一つ丁寧に説明していく息子氏、フルーツはその場でカットして食べさせてくれます。
日本のように品種改良されすぎていないためか全体的にそんなに甘くはなくて個人的にはとても好きでした。
バナナ、スターフルーツ、パパイヤの試食

オレンジはジュースとして飲めるように上部がカットされていて、周りの皮も手で回してむく器械であらかじめ薄くなっているので、オレンジの周りを押しながら上部を吸うと新鮮なオレンジジュースがストローなしで飲めるようになっており面白かった。
コーヒーの木もあります!
園内にはたくさんの動物や虫がいて時々ナマケモノが見れる事もあるとか。
サトウキビはその場で刈ってきたサトウキビを絞る体験をさせてくれて、もちろん飲むことができます。またそのサトウキビから作られた黒糖の試食、さらには手作りのラム酒まで!


ラム酒はココナッツが入っているから白いと言っていた気がします。とても甘くて美味しかったですが結構強くて少しだけでも酔いそうな勢い。
カカオの味ってどんな味?
カカオってフルーツなんですね。園内のいたるところになっていましたが、それをカットして食べさせてくれました。噛んではだめ!で口の中で転がしてねとのこと。

味は釈迦頭だったかな、タイで食べたことがある南国フルーツに近い食感と味。甘すぎず上品で美味しかったです。ここからチョコレートにしたってすごいな、昔の人。
チョコレートが出来るまで
カカオ豆を収穫する
↓
中の豆を取り出して発酵(1週間ほど)
↓
乾燥させる
↓
焙煎
↓
分離
↓
すりつぶす(カカオニブ)
↓
砂糖など加えて精製して滑らかに
↓
形成
Don Olivo ではその場でカカオを割り、発酵中の豆を見せてくれ、実際にすりつぶす工程も見れます。

そしてその場ですりつぶしたカカオニブを試食させてもらいましたが、、、うん、なんの味もない(笑)

そのカカオニブをもっと滑らかにして砂糖を10%加えたものも別途試食させてもらいましたが、なんと言うか市販で売っているチョコレートに比べてよく言えばワイルド!滑らかさがあまりなくてごわごわしている。
そこから見えることは市販のチョコレートはかなり滑らかに加工されていると言うことと、相当砂糖が入ってると言うこと。
息子もチョコレート試食の時に「なんか違う」と言うので
「いつも食べているのと何が違う?」と聞いたら「すべすべじゃない!」と。
こう言う気づき、いいですよね。
このような時に「そうだね〜」と流さず、答えも渡さないでぜひ実践してみて欲しいことは「よく気がついたね!(承認)いつもの何が違うと思う?」と、こどもに問いかけることです。
こうすることで子供が自分の考えを言語化して人に伝えると言うチャンスにつながります。
ここまできたらツアーも終盤です。
あとはホットチョコレートドリンクとコーヒーを試飲しながら他のツアー参加者とおしゃべり。

手作りの加工済みチョコレートやコーヒー豆、小物のお土産を家族が売っているので希望者は購入したら解散です。
息子は後半は一緒のツアーになった3歳の男の子と、ファームのお子さんと走り回っていました。
終了後はツアーの車が迎えにきてくれて街の旅行会社まで連れて行ってくれて解散です。
オススメの本
これを機にカカオ、チョコレートのこと学んでみませんか?個人的にオススメの本はこちらです。
《チョコレート好きなすべての人へ》
チョコレートを作る人向けに工程と技術を紹介し、カカオ豆について、原材料の調達、製造拡大のコツ、そしてもちろんチョコレートを使ったおいしいレシピも。
オリジナル・チョコレートを楽しむための新しい手引き書です。
ダンデライオンのチョコレート―カカオ豆からレシピまで ビーントゥバーの本
「神の食べ物」であるカカオがチョコレートになるまでの長い歴史を振り返りながら、その中で重要な役割を果たしてきたさまざまなサイエンスに光を当てる。
カカオとチョコレートのサイエンス・ロマン―神の食べ物の不思議
あとはこの辺りのチョコレートにまつわる、怖いけど本当に世界中で起きているお話も個人的には推したい
実際に持ってきている参加者がいていいなと思いました。
まとめ
約2時間のツアーでしたがツアー中は雨も降らず、気温もちょうど良かったので暑くもなくて非常に過ごしやすく集中して参加することできました。
たくさんの試食があるので、7歳息子も飽きる事なくぐずる事もなく参加していました。
行ったことはありませんが、雨季はどう考えても大変そうなので、ツアー参加オススメの時期は乾季となる12月〜4月かなと思います。
また事前にチョコレートについて知識を深めておくと、スタッフの英語の説明も頭に入ってくると思います。
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