コスタリカ

コスタリカのバス内で盗難!被害届けを出す場所と保険申請について

先日私が住んでいる村ノサラから首都サンホセへ向かうバスの中で盗難にあいました!

しふぉんせ
しふぉんせ
人生初の盗難 

加えてスペイン語が全然喋れないのにさてどうしようかと結構焦りました。

と言うことで、コスタリカで盗難が起きた場合の届け先の場所と行き方、盗難届の申請方法、クレジットカードや旅行保険についている盗難保険の申請方法などを詳しく解説したいと思います。

コスタリカのバス内で盗難!被害届けを出す場所と保険申請について

被害に遭った際は、警察に通報(911)するとともに、大使館に通報します。当地の警察(公安警察)には捜査権がないため、司法警察(OIJ)の捜査官の到着を待って事情聴取が行われることになります。

軽微な犯罪の場合、警察官は何もしないか、警察署において簡単な調書を作成しますが、保険の要求のためには、事後あらためてOIJに被害届を出す必要があります。(在コスタリカ日本大使館WEBより

盗難届け被害届けはOIJ!警察署ではありません

コスタリカ日本大使館のWEBに記載してある通り、コスタリカの場合保険請求のための盗難届け、被害届けを出す先は警察ではなくOIJという司法警察となります。

これを知らないで警察署に行っても被害届は受け付けてもらえず時間の無駄になるので注意してください。

今回の盗難状況

大きめのカバンは座席下の預け荷物へ預け、それ以外の貴重品が入ったカバン2つは車内へ。

座席の間が狭いので1つは手元に置き、もう一つは頭上の棚なら大丈夫かなと思い置きました。約7時間のバス旅、終点のサンホセについたときに、頭上の上に置いた荷物を取ってバスを降りようと思ったらなくなっていました。

向かった先の警察署では受け付けてくれなかった

パスポートとお財布は手元にあり無事。

その他、盗られたものはMACやら息子の服やら。PCは2台+Ipadがあるのでまあなんとかなるので、いつまでも嘆いていても仕方ありません。

気持ちを切り替えて次にすることは、クレジットカード付帯の盗難保険に申請してできるだけ海外旅行保険でカバーしてもらうこと。そのためには警察署から出してもらえる盗難届けが必要です。

偶然同じバスに乗っていたJICAの方が助け船を出してくれて、夜の20時バスターミナル一番近くにある警察署に一緒に行って説明してくれることになりました。

ちなみにこのバスターミナル付近はめちゃくちゃ治安が良くないのでこの方が付き添ってくれたのは本当に心強かったです(ありがとうございます!)

英語が話せる警察官が受付にいたので事情を説明すると

「警察では受け付けていない。担当は裁判所だから裁判所へ行きなさい。24時間やっているから今からでも行ったら?」

正直に言います内心思ったのは

しふぉんせ
しふぉんせ
裁判所??24時間?(うっそーーん) 

この情報全く信用できない(笑)

盗難当日に行かないと被害届は届けられないわけないと思ったので、その場でOKと言いつつ月曜日午前中に行くことにしました。ホテルに着いてから情報をググったら上記の大使館情報が出てきました。警察官の言うことを真に受けなくてよかった。。。ちなみに裁判所とOIJは同じ敷地内にあるので場所的には行き損はなかったわけですけども、OIJは24時間はやっていませんでした。

盗難にあったらやるべきこと

●警察署(コスタリカはOIJ)へ行き盗難の被害届を出してコピーをもらう
●クレジットカード会社に連絡して海外旅行保険担当会社の電話番号を聞いて連絡する。そこで申請に必要な必要書類を聞く

現地で必要な書類(私のVISAカードの場合)

●現地での被害届

サンホセ OIJの場所

OIJの場所はこちらとなります。私はホテルから UBERを使っていきました。

建物の入り口

正面入り口はこちら(2階になります)

ここで荷物検査をしてから中に入り、そのまま真っ直ぐ進み階段かエレベーターで1F下に降ります。申請は1階の受付でやっています。

OIJの盗難被害届受付の場所

これが右手に見えてきますが右手に見たまま素通りして奥まで直進します。
左手には食堂があります。

奥まで進むと受付があり、受付のおじさん(怖め)にバスで荷物が盗まれた旨を説明すると(スペイン語)番号札をもらえるのでそれを持って待ちます。(写真NGで撮れませんでした)

感動したのは小さいけど子供の遊び場スペースが設けられていたことです。

息子はそこで遊び、私はすぐに呼ばれたので受付へ。

必要書類と所要時間

私の担当は英語が話せたのと非常にフレンドリー、かつ作業慣れしていた方だったので、席に座って10分もせず盗難届け書類が完成しました。これには一緒に同行してくれたYさん(英語、スペイン語堪能)もびっくり!

必要書類:パスポートのみ

聞かれた事:いつ、どこで、状況、盗まれた内容

保険用の書類として盗難届けが必要だと言うことをわかっていたため話が早かったです。

クレジットカード会社の海外旅行保険を使う場場合

クレジットカード会社によって対応が違う場合があるのできちんと確認してください。

私の場合はVISAカードで、担当の海外旅行保険は三井住友海上でした。

あと日本出国後3ヶ月以内しか保険は効かないはずですので事前にチェックが必要です。

例えば10月1日に出国した場合12月末の約3ヶ月間に起きた事にしかカード保険は効かないと言う事です。

10万円以上の高額商品がないか、購入時期を聞かれます。

10万円以下の商品でも、保険申請するクレジットカードで清算している場合であれば、お買物安心保険(動産総合保険)の対象になり、そちらで対応するとお金が返ってくることがあるとのこと。

この辺りの複雑な保険の仕組み、最終的にどうなるのかは日本に帰国したらサポートデスクで詳しく聞いてみようと思います。

保険金申請手順、保険金申請に必要な書類

言われたこと

●すぐに書類を送るので、1年以内に帰国してから申請書を出してください
●帰国後 日本出入国がわかるパスポートのスタンプもしくは飛行機チケット提示
●今回取られた商品の購入履歴がわかるもの(クレカ明細でもOK)
●最終的な判断は担当者に一任されている

 

まとめ

今回初めてのバス盗難でしたが、担当の方が慣れておりかつ英語が話せたので非常に話が早かったです。

これが地方となると、英語NGなどで話は違ってきそうである意味サンホセでよかったなと思いました。

またクレジットカード付帯の保険は出国後3ヶ月以内しか有効ではないので、もしそれ以上旅行する場合は他の保険に加入しておく方が良いと思います。

コスタリカであって欲しくない盗難ですが、もしそのような事態になった場合、この記事が参考になったら嬉しいです。