タイ

バンコクでクーラー選びに失敗しない方法 内装屋の娘が教えます!

この記事は2016/5/22の記事をリライトしています

先日 クーラーの効きがわるかったのと猛暑の時期が

重なってしまったために、お部屋が暑過ぎる!

とゲストが予定よりも早めにチェックアウトして行きました。
うーーーん。

そもそもうちの値段って近隣のドミトリー

値段的には一緒なのですよ。

完璧を求めるならもっと高い値段のお部屋を探すか
ホテルに泊まって下さい!と心の中で思いつつも
これはなんとかせねばと思い直し、
プルンチットにあるホームプロでクーラーの値段を見てきました!

最近はタイでコンドミニアムを購入した為に、

自分でエアコンを設置する必要性にかられている方も増えていると思うので、
タイでエアコンを選ぶ際に必要なポイントを、
内装屋の娘である私が伝授します。

日本製ブランドを選ぶべし

タイの場合、聞いた事ないような色々なメーカーが乱立しています。

今まではずっとコンドミニアムに住んでいたために、

ほとんど気にもしていなかったのですが、

タウンハウスに住んで学んだ事があります。

それは「クーラーの室外機って実はめちゃうるさい!!!!!」

あ、室外機 分かります?
家の外に付いていてクーラーを冷やす役割を果たしているやつです。

タイのタウンハウスというのは

隣の家と隣の家が壁で繋がっているんです。

そして意外に壁が薄かったりして、

かつ隣が飲食店だともう最悪 ←経験済み。

人の話し声は聞こえるは、冷蔵庫などのモーターの音は

壁から響いてくるわ、クーラーの室外機が

寝室の窓の近くだとその音が漏れてくるは。。。

わたしの場合、タウンハウスに住むようになってから

クーラー含め冷蔵庫などの電化製品のモーター音(冷やす時にウイーンっていう音)に超敏感になってしまいました。

そして出先でも自然に室外機チェックを

するようになってしまい気がついた事。

それは、
日本製のクーラーの室外機はそこまでうるさくない(事が多い)が、

メーカー不明の室外機でかつ古い場合はめちゃくちゃうるさい(事が多い)

ですので、購入時に安いからと言って訳の分からないブランドを
購入するのだけは絶対に辞めましょう!
たかが数千Bくらいの違いだったら絶対に安心の日本製。

 

できれば一番お値段高くなってしまいますがダイキンが良いみたいですよ。

うちは父親が内装屋なので、人手が足りなくてバイトに駆り出されたり
してどれだけクーラーの室外機が重く、設置が大変なのか、こちらも体験済み。

そして日本の場合、設置費も非常に安く、
凄い所は設置費込みだったりするので私は買うなら「新品」と決めている。

今の新しいクーラーは省エネタイプが多くなってきています。

古いものだと電気代は食うわ、うるさいはで良い事一つもありません。

数千〜万バーツの違いでけちってしまうと、

長い目で見て電気代を考えると最終的には損します。

部屋のサイズに適したエアコン選んでますか?

日本の場合 素晴らしい事に
「6畳のお部屋にはこのサイズ」などという細かい説明書きが

売り場に表記されている事が多いと思いますが、

タイの場合 殆ど皆無。
あってもあまり詳しくないし、書いてあってもタイ語だったりしてわかりずらい。

そしてタイの表記については、

「6畳のお部屋には」などとは書いておらず、

クーラーの能力値の表記は BTU(英国熱量単位 British Thermal Unit)が採用されています。

部屋に最適なクーラーを決めるときは、

部屋の壁の素材や天井の高さ、窓の向きや用途など細かく

考えないとだめですが、とりあえず広さにだけスポットをあててみました。

* 畳と言っても色々有りますが標準は一畳=約1.62㎡

畳数 面積(平米) Kw BTU
6~9 10~15 2.2 7500
7~10 11~17 2.5 8500
8~12 13~19 2.8 9600

 

とにかく重要なのは

設置する部屋の広さの確認とエアコンのBTUを見る事です!

安いエアコンのBTUが低い事が多いのはそのためです。

BTUのチェックせずに値段が安いというだけで購入してしまうと
「新しいのに全然冷えない」

なんて事にもなるので購入の際には注意が必要です。

ちなみにルームエアコン最適能力チェックというページを発見しました。
かなり細かく答えないとダメみたいですが、気になる方はこちらから どうぞ

お店に入って

タイ人の店員に

「どのクーラーがいいですか?」と聞くのは辞めて下さい。

適当な返答が返ってくる率  90% 。

そもそもBTU知ってるのかしら。。。。ぞーぞぞーー…

肝心のクーラーのお値段@バンコクは?

 今回ホームプロに見に行って値段をチェックしてみました(2016年5月現在)
一番安い日本製のクーラーはこのHitachi製
約6帖用クーラー 15890B  (約5万円)でした。
取り付け工事費は別かな、聞き忘れました。
ついでに 我が家にはバスタブが付いていないので
そちらの値段も調べてみると 6600バーツ 約2万円 +工事費
またまたついでに電気オーブンの値段も調べてみました
Tefal 4490B
ちなみに、
オーブンはプロンポンにあるエンポリデパートでもチェックしたのですが
シャープで 2090B と 5690B でした。
これは機能とオーブンの大きさ(容量)とワット数による違いです。
タイの場合、家具、家電は付いている事が殆どなので
あまり自分で購入する事もないかもしれませんが、
クーラーに関しては
きちんと設置する場所のサイズと電力数を
チェックする点では日本と同じです。
安いのには理由がある事を今回も学んだのでした。