この記事は2016/2/23の記事をリライトしています
姫っこ地鶏という鶏を愛媛県で作っている吉田さんが
毎回アップする欲しい本のリストが面白くて楽しみにしているのですが、
そのリストにあったのがこのミミズの本

早速購入し読み始めたら
「みみず すっごい!欲しい!」
となったはいいが、さてここはバンコク。
わたしのタイ語も微妙なのにどうしようかと思っていたら、すぐに出会ってしまいましたよ。
既にみみずの糞で作る堆肥の作方ワークショップに参加し、
バンコクでみみずコンポストを実践、出会ったときはそのミミズの糞でできた堆肥は既にタイ人お嫁さんの実家の広大なペッチャブンの土地に行った後でしたが、将来はタイで自給自足やりたい、という川島さんカップル
五十の手習い!タイの地で足るを知る
聞くとタイ人の奥さんが自分の田舎ペッチャブンが好きで
家も土地もあるから早く帰って自給自足をやりたいそうで、それに川島さんも感化されていったとか。
なんていい奥さんだろう!!!
ブログではじめて川島さんを見つけた瞬間に興奮気味に
「ミミズのコンポストの記事みて感動しました!お会いしてお話ししたいです!」とメッセージ。
翌週くらいには川島さんと奥さんのジアップちゃんと一緒に近所でランチをしながら川島さんの過去の経歴(面白い)やら、みみずの話しやら、根掘り葉掘り聞き出し、最終的には
「今度 違う人が開催しているみみずのコンポストのWS行くので一緒に行きますか?」と言って頂き
「勿論いきますーーーー!」と二つ返事で返答。
と言う事で 前置き長くなりましたが、行ってきましたみみずコンポストWS。
当日は友達のTちゃんも誘って 私、Tちゃん、川島さん&奥様ジアップちゃんとともに川島さんの車に乗せて頂き向かった先は「ペッチャブリ」(ペッチャブンじゃないよ)
バンコクから約1時間半の所にある DFARM さんが今回ミミズのコンポストの作方を教えてくれます

オーナーのゲンさん。 男前。

はじめは4箱からスタートしたのに、2年たった今ではスタッフもやとってこんなに成長したそうです。

「 作 り 方 」
乳牛(メス)のうんちで作った寝床にみみずを入れるとそれを餌にみみずが糞(肥料)をしていくのでそれを採取。
約3週間で乳牛のうんちの栄養がなくなったところで、みみずにはまた新しい寝床(乳牛のうんち)を用意→を繰り返します。
なので、基本的には残飯をあげる事がない方法なのでコバエやゴキブリなどの害虫は一切居ません。
でもそうすると 3週間ごとに牛のうんちが必要となるし、そもそも私が始めたいと思ったの理由は
自宅から出る残飯処理が目的だったので私は残飯をあげる事にします。
そしてこのオーナーのげんさん、聞くと何でも教えてくれるんです。
やりかた、牛のうんこはどこでいくらで買えるのか、とか。
畑が違えども同じ様に商売をやっている私としては自分の大事な情報を他人に簡単に教えてしまうなんてもし私が同じ商売やろうと企んでいたらどうするんだろう!ってついつい思ってしまう訳です。
そしたら
「結構タイ人って聞くとなんでも教えてくれますよ」
って。
どんだけいい人なんだ。
ちなみにこのみみずコンポスト、人気があるみたいで遠方からも買いにくる人が居るらしく1ヶ月の売り上げはなんと30万バーツ(約100万)、でも材料は牛のうんこのみ。
みみずは勝手に増えてくれる、あとは人件費と家賃くらい。
なんてエコで素晴らしい商売なんでしょう。
例えば虹の学校などのタイの孤児院でやったりしたら非常に素敵だなと思いました。
今回はこの黒い桶+うしのウンコ+みみず(1セットで300B)を自宅用に購入。
下に台している赤いものはなんとプラスチックの椅子を逆さまにしたもので1つ69B
みみずちゃん、カタマっていると正直気持ち悪いのですが慣れれば可愛くて仕方ないです♬
後日談、みみず2袋買ったのに1袋にしかミミズはいっておらず(入れ忘れ)
黒い桶+うしのウンコにミミズは入っていないはずなのに、みみずが入っていました
さすが タイ!
必ず自分で確認しましょう
連れて行って下さった川島さんご夫妻、通訳してくれた友人Tちゃん、そしてDfarmさん多謝!!!
Dfarmさんの場所はこちら
バンコクからは車で2−3時間です。タイ語がわかる人と一緒に行きましょう!