年に4回 バンコクからアユタヤやその他の都市まで走っている幻の?
蒸気機関車。
機関車トーマスが大好きだった(悲しいのはほぼ過去形という事)息子の為に
なんとか入手困難なチケットをゲットして乗ってきました
チケットの入手方法はこちら
今回の行き先はアユタヤではなくバンコクから80キロ程行ったところにある
行ったチャチューンサオ県です。
我々外人の間で有名なのは
ワット サマーン ラタナラームにある願いが叶う[ピンクのガネーシャ]
と百年市場かな

到着したのが7時40分頃だったのですが 既に沢山の人がいて記念撮影をしていました
ちなみにチケットが無くても構内には入れるので、チケットを持ってないけど
一緒に撮影したい人が汽車のまわりを囲んでおり、兎に角人でごった返していました。
さすがゆるい!
私はツアーが組み込まれているチケットを購入したため 出発前に
機関車手前左手にあるブースで手続きを。
テーブル手前から順に1号車、2号車。。。となっているので
自分の電車の番号を確認して手続きをします。
電車のチケットを見せれば、あとは受付スタッフが
対応してくれて、名前の入った名札が渡されます。
電車、バスの番号と席の番号、タイムテーブル、緊急連絡先が記載されており、ちゃんとしてる印象!
タイムテーブル
8:00 フォアランポーン駅出発 チャチューンサオ駅到着
11:00 昼食
12:00 お寺周り
お寺 1 ワット フワ スワン
お寺 2 ワット ポー バンクラー(コウモリ寺院)
お寺 3 ワット・パクナム (黄金の寺院)
16:15 チャチューンサオ駅出発
19:00 フォアランポーン駅到着


さて乗り込んでいざ出発です!
フォアランポーン駅からしばらくは線路の近くに家が密集しているのでノロノロ運転で進みますよ。家が近いので体を乗り出すと事故りますので気をつけて
乗ってすぐに朝食として揚げた豚肉ともち米とココナッツのデザートが配られたのですが、豚肉ともち米はバナナの葉っぱに包まれてエコでよいし、デザートは青いけど….あれ意外に美味しいぞ….
1時間ほどバンコクから離れるだけで、こんな感じの田園風景が始まります。
息子は飽きずに外をずっと眺めていました。
乾季だから水もあってめちゃくちゃ綺麗!これならわたしも住みたいかも


2時間半くらいで目的地のチャチェーンサオ駅に到着しました。
ここからは ツアー客とツアー客じゃない個人客で別れて行動。
個人客は自由行動で4時にはチャセーンサオ駅に来てね!とアナウンスされていました。
そして我々ツアー客は目の前に止まっている大型バスに乗り込みまずは昼食を取る為にレストランへ。
今回 バスの台数をみたら13台くらいあって全部で200人〜300人くらいは居たんじゃないかな。
そして途中から気がついたのですが、そもそも主催がタイ政府みたいなもの(?)なので、バスの先頭を警察が先導していたようで お決まりの渋滞が今回はほぼ無し!ストレスフリー

ランチは川沿いにあるレストランで撮りました。
大人数が収容できるレストランでしたがスタッフの
対応が「タイですか?」ってくらいよかったし、タイ料理もおいしい!のですが、お客さんがほぼタイ人なので結構辛い
そして昼食を食べ終わったら早速お寺巡りスタートです
私はお寺には殆ど興味がないので ざくっと行きますね(笑)
ワット フワ スワン 寺


比較的規模が小さいお寺。名前を解読すると ワット(寺) フワ(頭) スワン(公園)
ワット ポー バンクラー(コウモリ寺院)


コウモリがいる事で有名なお寺。木の上には世界最大と言われる
コウモリが生息していました!何故か子豚にミルクをあげられるように
なっていたりさすが商売根性あるな….
ワット・パクナム(黄金寺院)

全てがゴールド!!!これでもかー ってくらい兎に角全部がゴールドでした
あと今回お寺の道ばたでうっていたこちらのバナナの葉っぱにくるまれた
ココナッツともち米(多分)のお菓子がかなりいけてて美味しかったので
是非トライしてみて下さい


各お寺 滞在時間約30分でしたが気がついたらもう3時を過ぎているので駅に戻ります。
帰りの電車ですが、車両も席も行きと同じ番号に座ります(全席指定)
しかも丁度夕暮れ時だったので、窓の外をみると夕日に当たってものすごく綺麗な田園風景が続きます。
人によってはバンコク迄の帰りは電車に乗らないでチャーターしたバスなどで帰るのですが
可能であれば電車利用をお勧めします。
蒸気機関車待ちの人でごった返すフォアランポーン駅に無事に到着しました!

家を出たのが朝の7時過ぎ、自宅に着いたのが8時くらい。約13時間の長旅となりましたが
ものすごく良い経験となりました。
まとめ
- 写真を撮りたいなら駅に早く行くべし。タイはゆるいので、特に子供連れだと運転席に乗せてくれたりします
- 年に4回運行がありますが 特に子連れの方にとっては気候がよい12月がお勧めです!列車にクーラーは付いていませんので 特に3月は相当暑いはず。(列車、観光ともに)覚悟が必要です。
- タイ人家族とふれあえるし、スタッフの気配りが非常に良いのでツアー参加おすすめ。これで全部で998バーツなら全然ありという内容。ただし、有名な寺院は回りません。
- ツアーだとタイのトイレを使う事になるのでトイレットペーパを忘れずに!!!
- アユタヤの場合はわかりませんが、夕方のチェチェーンサオ→バンコク便は夕日にあたる田園を両側にみながら走るので非常に綺麗。出来れば帰りも電車利用をお勧めします
- 上級編 このチケット、片道は無く往復しか購入できません。
が、、、例えば行きは蒸気機関車に乗りたいけどで帰りは車で帰りたい人を事前に見つける事ができれば、自分は前日からなんらかの手段で現地入りしておき、当日は蒸気機関車が駅に到着する瞬間をカメラに収め、帰りは蒸気機関車に乗って帰る という事もできる かも しれません。
乗ってみて思ったんだけど乗っちゃうと蒸気機関車の部分って見えないんですよね(笑)あとは写真を撮る事に重きを置くなら逆に乗らないで駅待ちもあり。
でもタイの電車の旅、いいですよ!
あまり期待はしていませんでしたが、かなり楽しむ事が出来ました。
次回は3月のアユタヤです。
チケットが取れたら行く予定!!!けっこうはまってしまった