その昔、まだ私が小さかった頃、亡くなった父方おばーちゃんが大都会の駅で迷わない方法を教えてくれました。
「とりあえず上見ろ!全ては看板に書いてある、とにかくその指示通りに進むのじゃ〜」
というのは本当に本当に本当だったんだ、おばあちゃんありがとう!という体験をしたしほみつぎ(@kodomotravel)です。
というのも、
去年タイのスワンナプーム空港でいつもと同じようにイミグレに向かって歩いて居た時に、
ふっと上を向いて歩いていたら(私的に)すごい発見をしてしまったんです。
空いてるイミグレと混んでるイミグレ?
2015年〜2016年前半はそれこそ2−3ヶ月に一度は日本に帰っていたので
使っていたイミグレ入り口はいつも同じ所を使っていました。
むしろイミグレ入り口は1カ所だけだと思い込んでいました、あの日までは。
その日はたまたま上を向いて歩いていたのですが、いつも使っているイミグレの更に奥にも
「immiguration」の文字を発見!

そのまま手前のイミグレに吸い込まれていく人達を横目に
私はその奥のイミグレ標識に向かって歩いて確かめに行ってみたんです。
そしたらそこにもイミグレへの入り口が。
しかもそちらは 激空き!!!!!!
Priority Laneではなくて通常のイミグレを通ったのに5分後にはイミグレ脱出。
かたやいつも私が使っている方のイミグレは長蛇の列。
で、あれは一体なんだったんだろう?と、次に空港を利用した時に
イミグレ近くの看板を確認してみると、やはりイミグレ入り口は2カ所(もしくは3カ所?)ありました。
ちなみにいつからあったのかは不明。

これが日本であれば 係員が待機し、人数調整の為に
「こっち空いていますよ〜」と空いているイミグレ入り口へ誘導するんだろうけど
タイではそのような行為は基本的には一切ありません!
乗客がイミグレ入り口が2カ所ある事に気がつくかどうかにかかっているわけですね。
ですので、これからタイのスワンナプーム空港を利用する際は
イミグレの入り口は2カ所ある / どちらが空いているか確認すると良い事あるかもしれません。
子連れ家族は是非優先レーンの利用を!
また、
子連れにはめっぽう優しいタイランドなので
あなたがもし子供連れなのであれば堂々と通常レーンの横にある「Priority Lane(優先レーン)」を利用しましょう。
このPriority Laneというのはビジネスクラス、ファーストクラスに乗った人が貰える「Priority pass」を持っている人+Rの人の為のレーンなのですが、列を整理している係員の
おねーちゃんに子供を指差しながら「OK ?」というと基本的には「OK!」と言って
Priority lane の方に通してくれます。
私は断られた事はありません。
ただし、、、
Priority Laneの方のカウンター数は3−4つと少なく、通常カウンターの方が多いので場合によっては通常カウンターの方が審査が早い!なんて事もありますのでそれは行ってみて現地で判断しましょう。
また、
先日駐在の方に偶然聞いた話しによると、働いている旦那さん(奥さん)の会社が
タイ政府に貢献し認められている会社であれば、それ専用レーンがあるらしいのですが、実はその会社に務めている本人さえも意外に知らないそうなので該当しそうな方は会社に要確認。
タクシースタンドも注意すべし
さて無事出国審査も終わり、次は公共タクシーで移動!という方。
このタクシースタンド乗り場も実は2カ所あります。

と言っても同じ場所なのですが乗り場入り口がそれぞれ左右に離れています。。
こちらも同様に片方が激混みで片方が激空きという場面を何度か見かけた事あり。
ただし、先日(2017年1月)に行ったら1つしか空いておらずかつもう1つはやっている気配がなかったのでもしかしたら1カ所に集約された可能性はありますが、
必ず奥に別のタクシースタンド入り口が無いか確認してみて下さい。
またタクシーに乗る際、荷物が多い場合はこちらのVANタイプのレーンに並びましょう。
これが通常サイズのタクシーレーンです。

まとめ
兎に角信じない!
交通機関を待つ列が混んでいるからといって素直に並ばす、
出来れば他にも空いている列や方法がないか確認する事。
これはセブ島に行った時にも一度体験済み。
空港を出たらタクシー待ちの為にすごい行列になっていたのですが、ふとその先まで歩いてみたら、何故か空いている列があったのでそちらに並んですぐに無事タクシーに乗る事が出来ました。
そして子連れであれば、特に公共の交通機関だったら
一般人よりも優先されて当たり前という思考に切り替えてみる。
理由?
単純です。
子連れって本当に大変だから。
と言う事で、年々厳しくなってきているタイの空港イミグレーションでの
ストレスが多少でも軽減されますように。