この記事は2015/4/10の記事をリライトしています
2015年4月9日に無事3歳を迎えた息子氏、、、、
ネットで仕事をしたかったので、奮発して良いホテルを3泊予約。
誕生日には普段は食べれないケーキ(をスタッフからサービスされた)を食べれてご機嫌の息子。
そんなご機嫌な誕生日翌日、その悲劇は起こった。
久しぶりにネットが通じたので朝からPCに向かってお仕事。
その間、
TVを見ながら一人遊びをしていた息子が
近寄ってきて右の鼻をさしながら言った。
「マミー 痛い」
鼻の中を覗いてみると何やら赤い小さな何かが鼻に入っているではありませんか。
ピンセットで取ろうとしたら取れない。そして痛い!という息子。
あーなんかやな予感がビンビンです。
超絶発展途上国で日本人の知り合いも居ない。
ミキは実家にいるので、私と息子と二人きり。
思いっきり不安!!!!
幸いにもネットが繋がったので「鼻異物 子供」で検索すると
「無理に取らずに小児科の病院へ」の文字。
すぐにタクシーを呼んでもらい、
日本語OKでフランス人女性医師がいて人気という「SOSクリニック」を教えてもらい向かいました。
着いてみると、
日本語が喋れる人は居ませんでしたが、皆さん英語が出来き、
事情を説明するとすぐに診察して貰えました。
病院につくまで息子は全くもって元気で、歌まで歌っていたので安心していたのですが………
まずは助手がピンセットで取ろうとしても取れず、痛くてギャン泣きする息子。
次にフランス人女性の若め先生が来てピンセットで取ろうとするもやはり取れず、痛くてギャン泣きする息子。
次にフランス人先生の提案で
「反対の鼻から水を入れて押し出して、その後吸引する」というやり方に変えて3回やったが勿論取れずギャン泣きする息子。
次に、
「片方の鼻を押さえて鼻から息を出してみて!これを日本語に訳して彼に説明して!」
実際、これで取れる事も多いらしいが、それは相手が大人だったり、
言葉が理解できる子供ならできるかもしれない。
息子まだ3歳になったばかりなんですけど。
鼻をかむという事も理解していないのにどう考えても無理ゲー。
案の定、理解できない息子は逆に息を吸ってましたから。
水入れるやつを3回もやらされ、しかも取れないので
息子もう大興奮でギャン泣きしながら先生に向かって出た言葉
「I don’t like you—————-!!!!」
そりゃそうだ。
次にそのフランス人先生がとった行動
「あなたが動いていたら取れないわ!こんなの鼻に入っていたら嫌でしょう、あなたならできる!もう一度息を鼻から吐くのをやってみて」と3歳の息子に説得に入る。
その光景を見て思った。
絶対この人子供居ないから子供の事がよく分かっていないんだな。
やはり子供の事故、病気は小児科専門、もしくは子供が得意なところに行かないと駄目ですね。
でもここはミャンマー。
情報はないし、どうしよう!!!
そしたらフランス人先生
「別のところを紹介するのでそちらに行ってください。そこで全身麻酔して動かなくして取った方がいい」
え。。。。。ぜ、ん、し、ん、ま、す、い ??
麻酔って量の調節がむずかしいので、
下手すると後遺症が出たり、最悪死ぬ事もあると聞いていたので、まさかの展開にプチパニックになる私。
ましてや3歳児、しかも超途上国(失礼!)
でも、
とりあえず行かないと何も始まりません。
と言う事で行ったのが
パラミ・チルドレン病院
Parami General Hospital
International clinic @ paramo hospital
住所:No-60, G-1, New Parami Road, Mayangone Township, ヤンゴン
電話番号:+951-651674, +951-660083, +951-657228 ~32
時間:24時間営業
https://www.facebook.com/ParamiGeneralHospital
病院に入ると、人、人、人、人の波。

どれくらい待たされるんだろう、
どうしようその間に大変な事になったら、
あー変なとこ来ちゃったのかな私。
とかなり気弱になりながら受け付けに行って事情を説明すると
外人の方は11階に行って下さい。
という事でエレベーターで11階にいってみると。。。
な、、なんとバンコクにある私立病院「サミティベート」の文字!(息子もここで生まれています)
どうやら元々ある国の地元系病院「Parami Hospital」と
バンコクにある私立サミティベート病院が提携し、
Parami Hospitalの11階に外人専用のクリニックを開設したようです。
その名も International clinic @ paramo hospital
外人専用だけあって1階のカオスが嘘のように全く人がおりません。

事情を説明し
「SOSの方ではどんな方法でも取れなくて、麻酔打ってから取った方がいいと言われたんですけど」
という私をよそに またも看護婦がピンセット用意!
内心
「絶対取れないでしょう。。。あ〜もうやだ」
と思っているところに白人先生登場、しかもやや年寄り。
「お母さん、体を押さえて下さい」
「鼻の異物すら見えないでしょう〜〜〜
もうやだ〜〜ごめんね息子!」
と思いながら すでにギャン泣きの息子を全力で押さえつける(本日5回目)
「OK! 」
5秒で取れました。
先生 余裕顔が一瞬神に見えました。
てか、
なんだったんだよSOSクリニック!!!
で、何が入っていたかと言うと、
こいつが鼻の中に入っていました。
おもちゃのヘリコプターの部品です。
ほんとに泣きそうでしたが無事に取れてよかったです。
帰りは病院の1階に設置されている子供の遊び場で息子の気が済むまで遊んで帰りました。

別にSOSクリニックが駄目と言っているのではなく、
子供の場合は大人とはまた別の気の使い、扱いがある。
またはその案件に慣れているか、慣れていないか、経験にも左右されると思います。
それが今回SOSとうちのケースとは合わなかったのだと思います。
ちなみにInternational clinic @ paramo hospital はまだ知られていないらしいのか、本にも載っていないし、現地の日本人も知らなかったです。
とりあえずほんとに有り難う!!!!
そして皆様も子供の思わぬ事故、気をつけてください☆
私も今後はもっと気を引き締めます。