わたしは計画的にタイに移住してバンコクで出産しています。
(因にタイは両親どちらかがタイ国籍でないといくらタイで出産しても対パスポートは貰えません)
そして身分は駐在員妻ではなく自営業
なのでよく聞かれるのが
「VISAってどうしてるんですか?」
タイで労働ができる労働許可証(ワークパーミット)を持っており
息子には家族VISAが支給されております。
この場合、私が思いつく限りだと4つのパターンがあります
この記事の目次
1)「子供にも親にもVISAを出してくれる学校に子供を通わせる」
現地ローカル学校の場合だと、子供に学生VISAは出せるが親に保護者VISAは出せない所が殆どです(あれば情報教えて下さい!)。
許可を貰っているか否かによるものらしいので、インターの中でも出せない所もあるとの事。
インターだからと安心せずにきちんとした確認が必要です。
ちなみにバンコクにある日本人学校に入りたい場合は
親のワークパーミットが必須なので ご両親が学生ビザの場合
通えないと思った方が良さそうです。
2)「子供に学生VISAを出してくれる学校に通わせ、親は語学学校に通って学生VISAを取る」
親には出せないけど子供にだけだったら学生VISAだすよ という学校は割と多いようです。
その場合、親は語学学校に通って学生VISAを貰います。
ただ殆どの語学学校は、3ヶ月に1度の更新となり
その度にイミグレーションに行きタイ語で面接(以前はなかった!)が
あって非常に面倒で1日潰れます。
以前は学生ビザで5−6年滞在する事も可能でしたが、現在では学生ビザで3−5年と居続けられるかは疑問。
3)「子供は学生VISAを出してくれる学校に通わせ、親はタイランド・エリート(Thailand Elite)Visaもしくは準会員を取る」

タイ政府(タクシン首相が作った)が作った
お金を持った外人の為の特別VISA タイランドエリーとビザを取るのがお勧めです。
方だと
200万バーツで20年滞在可能のエリートビザ
タイランド エリート
- 価格:200万バーツ(600万)
- 年会費:2万バーツ
- 名義変更手数料:カード時価の20%
- カード再発行費:4千バーツ
- 会員期限:20年
タイランド イージーアクセス
- 価格:50万バーツ(約150万円、諸税含む)
- 年会費:なし
- 名義変更:不可
- 会員期限:5年
ただ
空港でのリムジンサービスやゴルフやスパ特典があるそうなので
しょっちゅうタイを出入りする人(結局お金に余裕がある人)にはいいかと思います。
私も一度 このエリートビザを持っている人と一緒にタイからカンボジアに行く時になり、バンコクのホテルからタイの空港までこのエリートが手配するリムジンに乗って行った事がありますがひっじょうに快適でした(笑)
4)「子供は学生VISAを出してくれる学校に通わせて、自分が50歳以上であればリタイヤメントVISAをとる」
日本人は50歳以上で資産要件を満たしていればリタイアメントビザの取得が可能です
自分が要件を満たしていたら検討してみるのもあり。
タイのリタイアメントビザはマレーシアなどに比べると取りやすいのが特徴です。
年齢要件: 50歳以上
資産要件: 下記①~③のいずれかを満たすこと
①80万バーツ(約275万円)以上をタイ国内の銀行に預金
②月々の収入が 6万5千バーツ(約22万円)以上
③預金と収入の合計が 80万バーツ(約275万円)以上
取得ビザ:
・ノンイミグラントO-A(ロングステイ)、
・ノンイミグラント-O (年金受給者)
滞在期間: シングル:3か月 マルチプル:1年
必要書類: 以下、在京タイ大使館のwebサイト参照
・ノンイミグラントO-A(ロングステイ)
・ノンイミグラント-O (年金受給者)
あ、あと投資VISAというのもあるそうですがここでは省略します。
という事で、結果的には
ある程度お金持っている人じゃないと
タイに親子で留学する事は思いのほか難しい という事ですね。
予算はないけどとにかく日本脱出したいーのであれば
2)を親のやる気と体力でカバーするのが一番安く済みそうです。
結局 海外に住む時の一番の弊害はお金は勿論ですがやっぱり「VISA」!
最近はタイも厳しくなってきているので皆さん頭を悩ませています。